大学生の頃、みんなで桂浜というところに自転車で行ったことがある。
砂浜に座ってみんなでクラスの出し物の話し合いをしたりして楽しく過ごした。
しかし、その帰りに一人が自転車の鍵を砂浜に落としてしまったと大騒ぎになった。みんなで広い砂浜を探し回るがまったく見つからない。
自転車の鍵を壊してしまうしかないなと相談していると、江藤君が「自転車の鍵は実は数種類しかないから他の人の鍵を試してみたら開くかも知れないよ」といいはじめた。
へーそうなんだと思いながら見ていると、江藤君は自分の自転車の鍵を鍵を失くしてしまった自転車に差し込んだ。

そんな簡単に開くわけないだろとみんなで見守っていると、
「カシャ」という音とともにカギが開いた。
「えええええ~!」
とみんなで目を丸くして驚いた。
江藤君すごいじゃんということで江藤株が急上昇した。
しかし、よく考えてみると、江藤君の鍵をその自転車に使うと江藤君の自転車が使えなくなってしまうのであまり意味がなかった。
結局、自転車の鍵を破壊して帰ったのだが、手品師のような江藤君のカギの事は忘れられない。
江藤君、瞬間ヒ-ローですね彼はその後の歩みの中、その力は、何回も発揮されるでしょうね!海外ドラマで特別な時空を超えた力の事を[ギフト]とかいいません? 日本人より[ギフト]に対しロマンティックで、ポジティブな感じがします・・MJさんの青春の砂場の一ページを覗きました